ぽんしゅ館とは
今、日本が世界に誇れるもの…。その中に日本酒(SAKE)は間違いなく上げられるでしょう。
世界のグルメ達がSAKEに感心をよせています。「世界の食は日本化してきている」と言った人がいますがその潮流は間違いなく大きくなってきています。
国内でも日本酒への興味は新たな潮流となって動きはじめています。そんな中にあって“Made in Echigo”はその名に含みを持っています。ワインに例えるならフランスのブルゴーニュ、イタリアのトスカーナといったイメージです。SAKEは間違いなく日本を、地域を印象づけて元気にしてゆくはずです。その一端をぽんしゅ館は担っていると思っています。 ぽんしゅ館の唎き酒コーナーがこんなに人気を呼んでいるのは酒蔵の持つ個性的な魅力にあります。その魅力を知る為にお客様は自分の感性と向き合い、感性に問い合わせる事になります。その瞬間がとても知的な時間で、この体験にお客様は快感を覚えるのだと思います。 よくこれほどの魅力的な酒蔵がこの同じ時代に存在したものです。時代をリードするというのはそういう事なのかもしれません。私達はプロのメッセンジャーとして日本酒の魅力をいかに多くの人に伝えていくことが出来るかが仕事です。私達の体験や知識がお客様の豊かさとなって日本酒ファンを増やしていく…そんな集団でありたいと思います。 ぽんしゅ館は、新潟の日本酒の見開きページで目次です。例えばニューヨークのバイヤーが日本に来てまず向かう先は越後新潟。そして最初に門をくぐるのがぽんしゅ館。そこで日本酒の魅力を知り、その奥には錚々たる酒蔵が待ち構えているわけです。
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日本酒が好き
私事ですが私は27年間アルコールを絶っていました。理由は若かりし日の暴飲が原因です。
54才の時にその封印を解き日本酒を楽しむようになりました。
日本酒は間違いなく人生を潤し、艶や膨らみといったものを与えてくれます。みなさんにも良い日本酒とたくさん出会って頂きたいと思います。
いい日本酒との出会いはきっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
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ディープな新潟越後
今は流通が発達したことで、必要に応じてどんな所からでも様々な商品が店頭に並ぶようになりました。
それは豊かなはずなのですが、どうやら必要なものと、豊かなものとは少し違っているように思います。
ぽんしゅ館はその豊かさを地域に求めました。そこにはその土地の風土が育てた食文化があります。 ぽんしゅ館に来た人はその商品の数に驚いてくれます。
でも私達の本当の凄さは地域の文化に絶えず触れ、その文化を刺激しているというところなのです。
“新潟人も知らない新潟を売る新潟の専門店”これがぽんしゅ館です。 私達は文化と人、文化とモノ、そして文化とビジネスを繋げていく目利き屋集団です。
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新潟と越後を使い分ける…
新潟をその昔は“越後”と呼びました。明治の時代に“新潟県”となったわけですが、越後という言葉には時代背景を感じるのです。
「活故創新」という言葉が私は好きです。古きを活かし新しきを創造するという意味ですが、今私達が日本酒を誇れるのはその時代に生きた蔵人たちの情熱と努力の重なった部分にあるわけです。そんな時代に生きた人達へ思いを馳せると、やっぱり“越後”の方が似合うと思うのです。
だから私は歴史を背景にして事を語る時は越後と呼びたいのです。
株式会社ぽんしゅ館新潟 代表取締役社長
高村 秀夫
高村 秀夫
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※ぽんしゅ館オリジナルの唎酒設備は、新潟驛店・長岡驛店・越後湯沢驛店のみであり、それ以外の国内外における類似設備は、弊社とは一切関係がございません。