越後杜氏から学ぶ灘の大手酒蔵
《味わいの相性を大事に》
この蔵は1986年に灘の大関酒造の子会社となっている。新潟の酒造りを知るという意味があった。当時この蔵には青木杜氏という50年の経験をもった野積杜氏がいた。野積杜氏と言えば越後杜氏の本流と言われている。
甘口の赤ラベル。この酒は女性の登竜門として造った。
造りの80%が特定名称酒。業界最大手にあって新潟の小さな蔵から学ぼうとするその姿勢に敬服するわけです。余談ですが「蔵」という映画を見た方は記憶にあると思いますが一色紗枝演じる主人公の烈(レツ)が愛したのが野積杜氏でした。