造りのプロセスをしっかりと踏む
《お客様は理屈ではなく味で選ぶ》
もっとも大切にしている事… 「それは下で手を抜かない。上で取り返しがつかなくなってしまうからだ。酒造りには杜氏を筆頭に下三役(二番・曹長・釜屋)、上三役(頭・麹屋・酛屋)、と仕事を重ねて行く。時代が変わってもこの工程での出来栄えが最後の酒の出来栄えになってゆく。当たり前の事をしっかりやる。100回の確認は99回ではダメ、100回だ。これがいい酒造りです。」
酒米を炊く前に米に水分を含ませる作業がある、1%の管理、これが良い酒造りの絶対条件だ。
お客様は理屈ではなく味で選ぶ。
最近純米酒が注目されているがアル添酒は日本酒を生かす酒だ。
この蔵は日本でも少ない遠心分離機を入れて酒を絞ります。この設備はフェラーリを買うほどの高価なものだと言います。これは酒が空気に触れず、短時間で搾れて、ストレスを掛けないのが利点。つまり酒質をまもりフレッシュな酒が瓶詰めされるという事です。