女性の持つ感性で酒蔵を変えた強い娘
《酒造りにおいて改善ポイントが見えるかが、いい酒が造れるかの分かれ目》
酒蔵にとって女性の継承は珍しい。由美さんはっきりと言う…「おいしくなければ人は買わない‼ 酒造りは毎年の経験の中で次なる改善点が見えるかどうか、ここがいい酒として進化させて行く為のポイントです。」と…。
由美さんは蔵に入った当時、もっと美味しい酒はできないものかとモンモンとしていた。そこから味の革新が始った…。彼女は理想の味を造りながら行き先を決めて行くと言う。
1960年代NHKの朝の連続ドラマで“おはなはん”という視聴率56%越えという超大人気ドラマがありました。この蔵どういうわけか、そのプレミアムの日本酒を造っていて、当時のそのポスターまであります。女性が主役と言う事では今と繋がっているのかも‥‥です。この蔵は伝統に女性の感性を加えて、ますます魅力的な酒が出来上がって行くでしょう。